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#025 「~に」と「~へ」私の境界線。~ちょこっと文法~ The “~に” and “~へ” my boundaries. ~A short time of fun grammar~

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皆さんこんにちは 今日は9月10日 日曜日(にちようび)です。すっかりご無沙汰(ぶさた)してしまいました。

9月に入り(あき)らしくなってきましたねぇと言いたいところですが、

まだまだ残暑(ざんしょ)(きび)しいです。気温(きおん)36℃の日とか、全然(ぜんぜん)ありますね。

日中外(にっちゅうそと)に出るとサウナのようです。(はや)(すず)しくならないかなぁと思っています。

ということで、ちょっと(ひさ)しぶりになってしまいましたが、

今回(こんかい)もMegumi’s Daily Japanese Adventures スタートです。

8月、私は(なに)をしていたかと言うと、まず、7(がつ)(まつ)から1週間(しゅうかん)札幌(さっぽろ)ドームで

お仕事だったので、札幌すすきのに1週間()まっていました。

札幌(さっぽろ)から帰ってきて日本語レッスンをして、夏休みはメキシコのロスカボスへ

行ってきました。カボサンルーカスという(まち)に行って来たんですけど

コロナ前から毎年(まいとし)夏休(なつやす)み、カボに行っていたので、もう15(かい)以上(いじょう)ですね。

広島からロスカボスまでちょうど24時間かかりました。カボに5(いつ)日間(かかん)、それから数日

サンフランシスコに滞在(たいざい)して帰って来ました。そして風邪(かぜ)をひきました。

そのあとの週末(しゅうまつ)、名古屋の()医者(いしゃ)さんに()って、神奈川の実家(じっか)に行って、

そのまま東京でお仕事だったので、都内(とない)のホテルに3泊して滞在中(たいざいちゅう)

日本語クラスの生徒さんと新宿に(かに)を食べに行って、お仕事を終えて

9月1日夜遅(よるおそ)―く自宅(じたく)に戻りました。8月はもう移動(いどう)連続(れんぞく)だったんですけど、

たまーに日にちと曜日(ようび)がわからなくなってましたね。

でも、4年ぶりにロスカボスに行けたこと、現地(げんち)に住んでいる友人の家で私たちが()った

キハダマグロを使(つか)ってお寿司(すし)を作ったり餃子(ぎょうざ)を作ったりとっても貴重(きちょう)経験(けいけん)ができました。

ロスカボスとサンフランシスコの気温差(きおんさ)(はげ)しくて、それで風邪をひいたんですね、きっと。

サンフランシスコが(さむ)くてセーターを買ってホテルで暖房(だんぼう)をつけていました。

私は滅多(めった)に風邪はひかないんですが、本格的(ほんかくてき)な風邪は何年(なんねん)ぶりかな。。。

(なつ)風邪(かぜ)は本当につらいですね。寒いのか(あつ)いのか分からなくなっちゃって、

特に(はな)がつらかったですね。

ということで、9(がつ)は少しのんびりしようかなと思っています。

8月はかなりバタバタしていたのでレッスンもそんなにたくさんはできなかったのですが、

最近(さいきん)偶然(ぐうぜん)にもよく聞かれる、場所について話す時に使う(かく)助詞(じょし)について

今日は少しお話ししようと思います。本当に偶然にも1週間に3(かい)(くらい)(おな)じことを

(き)かれたんですよね。

(じつ)はさっきから、少し強調(きょうちょう)してお話ししていましたが、皆さん気づいてくれましたかー?

札幌ドームで、友人の家で

すすきのに泊まって、新宿に(かに)を食べに行って

メキシコのロスカボスへ行ってきました。と言う(かん)じですね。

場所(ばしょ)移動(いどう)について話す時に使うのは、今パッと思い()かぶのは

「〜で」、「〜に」、「〜へ」かな…それぞれ場所(ばしょ)について話す時以外にも、

時間(じかん)手段(しゅだん)原因(げんいん)などいろいろな使い方がありますよね。

今回(こんかい)はこの3つの中から「~に」と「~へ」について話します。

「〜で」は、場所(ばしょ)について話す時以外(いがい)にも、たくさん使い方がありますからね。

さてさて、「〜に」と「〜へ」は、

どっち使っても良くないー?という時が正直(しょうじき)よくあります。

東京に行く。東京と言う到達点(とうたつてん)を表していますね。さらにほかの場所ではなく東京、

例えば大阪(おおさか)北海道(ほっかいどう)じゃなくて東京。と言うように到達点の東京に焦点(しょうてん)、フォーカスが

()たっています。到達点(とうたつてん)東京(とうきょう)強調(きょうちょう)しています。

話し手の気持ちとか主観(しゅかん)も少し入るのかなぁ。う~ん。

東京へ行く。だと東京という方向(ほうこう)方面(ほうめん)、エリアとかピンポイントの場所より

もう少し広いイメージですね。

最終的(さいしゅうてき)な到達点はわからないけどその方向に向かっている、

その方向に向かっている今最中(さいちゅう)とかですかね。

例えば、最近日本の近くで台風(たいふう)同時(どうじ)に3つ発生して

トリプル台風なんて言っていますが、その台風の進路(しんろ)方向(ほうこう)については

「~へ」を使った方がいいのかなぁと思います。到達点(とうたつてん)がはっきりしていないですしね。()

天気(てんき)予報(よほう)では台風12号は沖縄(おきなわ)諸島(しょとう)南東(なんとう)方向(ほうこう)へ向かっています。とよく聞きます。

でもこれ、台風12号は沖縄(おきなわ)諸島(しょとう)南東(なんとう)方向(ほうこう)に向かっています。

と言っても絶対ダメというわけではないんですよね。実際(じっさい)にこの表現(ひょうげん)も使われています。

ほかに「〜へ」を使う時は、どんな時かなぁ、う~ん、あ、

道路(どうろ)分岐点(ぶんきてん)での道案内(みちあんない)で「原爆ドームは広島市内方面へ」 とか

横浜駅(よこはまえき)(ひだり)車線(しゃせん)へ」

という案内をよく目にします。これはどちらもその方向に向かってください。

その方向に移動(いどう)してください。ということですよね。「~に」と「~へ」について

どう(ちが)うんですかと聞かれるとこのように答えていますが、実際の日常(にちじょう)会話(かいわ)では

「~に」と「~へ」の境界(きょうかい)(せん)意識(いしき)して使ってないですね。

JLPTなどの試験(しけん)でははっきり区別(くべつ)しなくてはいけないのかも知れませんが、

日常(にちじょう)会話(かいわ)ではその区別(くべつ)はかなりあいまいですね

それで、わたしの場合はどう使っているかいうと、断然(だんぜん)「〜に」が多いです。

到達点(とうたつてん)がはっきり分かっている時も、方向(ほうこう)を話す時もほとんど「〜に」を使っています。

「〜へ」を使う時は、どんな時かなぁ。と今回(あらた)めて考えてみたんですけど、

友達(ともだち)との会話(かいわ)で私が友達に

「夏休みは、どこかへ行くのー?」と(たず)ねます。

友達は「うん、九州(きゅうしゅう)に行こうと思ってる。」と(こた)えてくれます。

私は、「いいねぇ、九州(きゅうしゅう)のどこに行くのー?」と(ふたた)び聞きます。

友達は「鹿児島(かごしま)に行こうと思ってるんだー。」と話してくれます。

このように私は最初に「どこかへ」と言う言葉を使って広いエリアを聞いています。

国内(こくない)なのか、海外(かいがい)なのが、それともどこにも行かないという答えもありますよね。

そしてそのあとに「九州のどこに行くの?」と聞いたことで九州の中でも

どのエリアに行くのかもっと(くわ)しく目的地(もくてきち)や到達点を聞いています。こんな感じかなぁ。

ということで、「〜に」、「〜へ」の使(つか)い方について私はこう使っています。

というのをお話ししました。ちょこっと文法かな。少しでも参考(さんこう)になれば(うれ)しいです。

日本は、秋の旅行(りょこう)シーズンが始まります。

観光に最適(さいてき)な季節になりますね。私もそろそろ温泉(おんせん)(こい)しくなってきました。

夏の紫外線(しがいせん)(つか)れた(はだ)(うるお)いを(あた)えたいですね。

いろんな意味で潤い大事(だいじ)。最近本当にそう思います。

エピソードのリクエストやメッセージはwebsiteからお(ねが)いします。

少しですけどね、写真とTranscriptも(の)せますのでぜひ見てください。

今日も最後(さいご)まで聞いてくれてありがとうございました。

以上(いじょう)、めぐみでした。

ご無沙汰long time no see 残暑lingering summer heat 滞在するstay 風邪をひくcatch a cold 

歯医者dentist 寄るstop by 蟹crab たまにoccasionally 現地local 気温差temperature difference 

暖房heating 滅多にseldom, rarely 本格的なgenuine, real, Authentic のんびりするrelaxing 

偶然にもby chance 格助詞case-making particle 思い浮かぶcome to mind 手段way, means 原因cause

正直frankly,honesty 到達点point of arrival 強調emphasis 主観subjectivity 最終的なfinal 

最中in the middle of, in course of 進路route, course 方向direction 沖縄諸島Okinawa Islands 

南東Southeast 実際にactually, practically 分岐点junction 道案内guidance, showing the way, directions 

左車線left lane 境界線boundary line意識するconsciousness, be aware of 区別するdistinction, differentiation

断然firmly, absolutely, definitely 詳しくdetail 目的地destination 恋しいmiss

English translation is an example, so please look at it for reference.

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